神戸商工会議所

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イベント報告
PAST INFORMATION

2018/07/10

2017年11月21日 第1回例会 スポーツツーリズム発展の可能性

インバウンド観光客の観光ニーズがモノ消費からコト消費へと変化する中、各地で開催されるマラソンやトライアスロン等のスポーツイベントが今後の有望なコンテンツとして注目を集めています。神戸は都市部でありながら、海と山の豊かな自然資源に恵まれており、スポーツツーリズム推進の大きなポテンシャルを秘めています。特に、六甲山・摩耶山は年間を通じてアウトドアスポーツを楽しむことができ、登山やトレイルランなどの様々なイベントが行われています。しかしながら、これらのイベントの認知度はあまり高くなく、まだ充分に活かしきれていないのが現状です。
第1回例会では、「スポーツツーリズム」をテーマに取り上げ、今後の神戸におけるスポーツツーリズム発展の可能性について意見交換を行いました。

テーマ

スポーツツーリズム発展の可能性
-神戸特有の自然資源を活かしたスポーツイベントの提案-

日 時

2017年11月21日

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) 事例発表
 1.「アウトドアスポーツを通じた地域活性化の取り組み」
  流通科学大学 人間社会学部 准教授 山口 志郎氏
 2.「JTB西日本スポーツデスクが取り組むスポーツツーリズム」
  JTB西日本(株)神戸支店 営業三課 課長 秋山 直樹 氏
               営業三課 課長代理 河瀬 考太郎 氏
(2) 意見交換・質疑応答

参加者

34名

冒頭、山口代表世話人からは、2017年3月に神戸商工会議所が行った「神戸におけるスポーツ産業振興に関するアンケート調査」結果から、神戸特有の自然資源を活かしたトライアスロン大会の可能性があるのではないかと提案があった。

流通科学大学の山口准教授からは、スポーツツーリズムを通じた地域活性化事例として富山県のTOGA天空トレイルラン、徳島県のラフティング世界選手権、赤穂市の赤穂シティマラソンなどが紹介された。

事例発表終了後は、山口代表世話人を中心にして、神戸におけるスポーツツーリズムの可能性について意見交換が行われた。