神戸商工会議所

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イベント報告
PAST INFORMATION

2019/07/17

2019年7月16日 第14回例会「eスポーツを活用した地域イノベーション」~「eスポーツ」×「ビジネス」の可能性~

第14回例会では、関心の高まるeスポーツへのビジネスとしての関わり方について考察しました。

テーマ

eスポーツを活用した地域イノベーション
~「eスポーツ」×「ビジネス」の可能性~

日 時

2019年7月16日(火)16:00~18:00

場 所

神戸商工会議所3階「第3会議室」

内 容

1.企業PR
①第2回企業交流リレーマラソンin KOBE
ヤノ運動用品㈱ 代表取締役 矢野 克幸 氏
②レンタル映像機器のPR
西尾レントオール㈱ ビジュアル営業所 本多 将人 氏
2.趣旨説明
流通科学大学 人間社会学部 准教授 山口 志郎 氏
3.「eスポーツの現状と今後の展望について」
eスポーツコミュニケーションズ(同)代表執行役社長 筧 誠一郎 氏
4.「esports×有馬温泉:老舗温泉郷の老舗旅館がesportsと関わる展開の先に見るもの」
㈱御所坊 専務取締役 金井 庸泰 氏
5 ディスカッション(質疑応答)

参加者

57名

【流通科学大学 山口准教授】
eスポーツについて、近年では国体の文化プログラムにも採用されるなど、注目が高まっていると説明。また、自身が行ったeスポーツに対する意識調査の結果や企業が関わる際のマーケティング領域を紹介し、「様々な企業にとってビジネスチャンスとなる可能性を秘めており、例会を通じて自社の関わり方について考えるきっかけとしてほしい」と呼びかけた。

【eスポーツコミュニケーションズ(同) 筧社長】世界でのeスポーツの競技人口は2憶人と推定されており、6万人の動員数を集める大規模な大会やイベントが開催されるなど、世界における最新動向を紹介した。また、「日本国内の市場も拡大を続けており、多様な企業がeスポーツ業界に参入しているので、ビジネスとしての可能性は十分にある」と強調した。

【㈱御所坊 金井専務】自身の経営するeスポーツ観戦バーや、eスポーツチームでの活動内容を紹介し、有馬の活性化につなげたいと話した。また、今後は「海外と同じことをするのではなく、日本独自のeスポーツを開拓し、国内外からも人を呼び込みたい」と語った。