スポーツツーリズムに関する特別講演や、今年度実施した調査報告を通じて、神戸におけるスポーツツーリズム推進とスポーツ実施率の向上について考える機会としました。
| テーマ | スポーツツーリズム推進とスポーツ実施率向上の可能性 |
|---|---|
| 日 時 | 平成31年2月19日(火)15:00~17:15 |
| 場 所 | 神戸商工会議所3階「神商ホールA」 |
| 内 容 | 1.開会挨拶 |

山口代表世話人による開会挨拶

【スポーツ庁 高下専門官】日本のスポーツツーリズムは外国人観光客からのニーズは高いと説明し、「神戸には山、海をはじめとした資源がたくさんあるので、これらを活用する余地は充分にある。一過性に終わるのではなく、粘り強く継続的にスポーツツーリズムの推進を進めてほしい」と今後の期待を語った。

【流通科学大学 山口准教授】沖縄空手国際大会の視察や六甲山、須磨海岸の現地調査、関係者との意見交換を通じ、今後の神戸におけるスポーツツーリズムに関して、「①六甲アイランドのランニングコース活用、②障がい者スポーツの推進、③スポーツ活用による須磨海岸の通年化利用の促進、④嘉納治五郎生誕地を活用した武道ツーリズムの推進をしてはどうか」と提案した。

【アシックス 中村氏】沖縄空手国際大会の視察や六甲山、須磨海岸の現地調査、関係者との意見交換を通じ、今後の神戸におけるスポーツツーリズムに関して、「①六甲アイランドのランニングコース活用、②障がい者スポーツの推進、③スポーツ活用による須磨海岸の通年化利用の促進、④嘉納治五郎生誕地を活用した武道ツーリズムの推進をしてはどうか」と提案した。

【兵庫県立大学 伊藤准教授】調査結果について、週1回以上のスポーツ実施率が41.8%と全国平均に比べて低く、『仕事』が推進上の課題であると説明。「次年度も定点観測を行う予定にしているので、調査結果をもとにした実証事業に取り組み、神戸におけるスポーツ実施率向上へと繋げたい」と抱負を述べた。
神戸スポーツ産業懇話会では、設立1周年を記念して「スポーツ実施率の向上」をテーマとした特別公開セミナーを開催しました。
スポーツ庁では、成人のスポーツ実施率を週1日以上が65%程度、週3日以上が30%程度となることを目指しており、当懇話会も実施率向上を成果目標の1つとしています。セミナーでは、スポーツ庁における取り組み紹介のほか、地元企業を交えたトークセッションを通じて、スポーツを通じた社員ならびに会社の活性化について考える機会としました。
| 日 時 | 平成30年10月9日(火)16:00~19:00 |
|---|---|
| 場 所 | アリストンホテル神戸 |
| 内 容 | 1.開会挨拶 |
| 参加者 | 89名(交流会64名) |

尾山副会頭は、開会挨拶で今後成長が期待されるスポーツ産業の現状について説明。また、来年から始まるゴールデン・スポーツイヤーズに向けて、まずラグビーワールドカップ神戸開催を成功させ、神戸の街を盛り上げていきたいと意気込みを語った。

山口代表世話人は、当懇話会設立からの活動状況について報告。また、次年度は、「スポーツスタート」をテーマに、神戸発祥のスポーツに焦点を当ててスポーツ実施者を増やしていきたいと抱負を語った。

スポーツ庁の安達課長は、スポーツ習慣の少ないビジネスマンのスポーツ実施率の向上に向けた取り組みとして、『FUN+WALK PROJECT』や『スポーツエールカンパニー』を紹介した。

トークセッションでは、住友ゴム工業の平野課長からはゴルフ人口増加に向けた取り組みの紹介、ヤノ運動用品の矢野社長からは「企業交流リレーマラソン in KOBE」(9月23日)の開催報告が行われた。その後、社員のスポーツ実施の取り組みを進めるにはどうすればよいのかについて意見交換を行った。最後のまとめで、山口代表世話人は、「会社でのスポーツ実施率を高めるにはコーディネート役を行う社員が不可欠であり、スポーツのチカラを活用して神戸の社員の活力アップに繋げてほしい」と締めくくった。

参加者交流会には、尾山副会頭をはじめ64名が参加。スポーツ産業に関心の高い企業間で活発な意見交換が行われた。
平昌オリンピック・パラリンピック競技大会が終了し、次の2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会への関心がますます高まっています。国内全体がスポーツに関心が高まるこの機会をチャンスと捉え、神戸は先進スポーツ都市として、今後、スポーツ産業の規模を拡大させていくことが重要です。
本セミナーでは、平昌オリパラを中心とした事例を参考に、神戸としてどのような取り組みが出来るのか、神戸が持つスポーツの優位性をもとに考察しました。
| 日 時 | 2018年4月17日(火)16:00-19:00 |
|---|---|
| 場 所 | 神戸商工会議所 3階会議室 |
| 内 容 | (1) 企業PR |
| 参加者 | 90名(交流会67名) |

神戸大学の山口名誉教授からは、オリパラを開催した世界各国の特徴を紹介。神戸はスポーツ文化や産業が根付いていると説明し、今後は、“連携”と“協同”をキーワードに、「アクティブシティこうべ」を目指すべきとの提言を行った。

アシックスの中村氏からは、競技視察に加え、近隣都市のサポート体制やスポーツ産業振興の取り組みについて説明。参加各社に対し、パラを通じたビジネスの可能性について考えて欲しいと呼び掛けた。

交流会では、参加者同士の積極的な名刺交換や交流が行われた。