第15回例会ではスポーツにおける食の重要性と正確な情報発信の必要性について考える機会としました。
テーマ | スポーツにおける食の重要性と情報発信の必要性 |
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日時 | 2019年11月21日(木)16:00~18:00 |
場所 | 神戸商工会議所3階「役員会議室」 |
内容 | 事例発表:現場が求める正しい食(栄養摂取)の情報について~それぞれの立場から |
参加者 | 24名 |
【神戸女子大学 坂元准教授】専門家の立場から、スポーツ選手に必要な栄養摂取について説明した。思春期のアスリートが陥りやすい栄養不足問題や、必要なエネルギー摂取量、食事について解説。また、サプリメントの利用に関しては、まずは食事から必要な栄養を摂取することが重要であり、不足する栄養素だけを安心できるサプリメントで補うべきと話した。
【㈱アイナックコーポレーション 竹村氏】元サッカー選手として自身の経歴や、実際にスポンサー企業から提供された栄養食品や製品を紹介。選手が正しくその商品を理解し、PRすることでスポンサー企業のメリットにもつながり、好循環が生まれると述べた。
【㈱ノイカ 乾條執行役員】サプリメント業界について、誇大広告や、誤情報の氾濫により、消費者に混乱が生じている現状を説明。企業の立場から、利益追求の難しさを語った。最後に㈱ノイカと坂元准教授が共同開発した成長期の体づくりをサポートするプロテインを紹介した。
【ウィーグッドスポーツクラブ・ウィーグット個別指導塾 宮地代表】成長期の子供にとっての食事の重要性を説明。自身が経営するサッカースクール、学習塾では、地元のお店にオリジナルの弁当を作ってもらい子供たちに栄養のある食事を提供していると紹介した。
第14回例会では、関心の高まるeスポーツへのビジネスとしての関わり方について考察しました。
テーマ | eスポーツを活用した地域イノベーション |
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日 時 | 2019年7月16日(火)16:00~18:00 |
場 所 | 神戸商工会議所3階「第3会議室」 |
内 容 | 1.企業PR |
参加者 | 57名 |
【流通科学大学 山口准教授】
eスポーツについて、近年では国体の文化プログラムにも採用されるなど、注目が高まっていると説明。また、自身が行ったeスポーツに対する意識調査の結果や企業が関わる際のマーケティング領域を紹介し、「様々な企業にとってビジネスチャンスとなる可能性を秘めており、例会を通じて自社の関わり方について考えるきっかけとしてほしい」と呼びかけた。
【eスポーツコミュニケーションズ(同) 筧社長】世界でのeスポーツの競技人口は2憶人と推定されており、6万人の動員数を集める大規模な大会やイベントが開催されるなど、世界における最新動向を紹介した。また、「日本国内の市場も拡大を続けており、多様な企業がeスポーツ業界に参入しているので、ビジネスとしての可能性は十分にある」と強調した。
【㈱御所坊 金井専務】自身の経営するeスポーツ観戦バーや、eスポーツチームでの活動内容を紹介し、有馬の活性化につなげたいと話した。また、今後は「海外と同じことをするのではなく、日本独自のeスポーツを開拓し、国内外からも人を呼び込みたい」と語った。
第13回例会ではニチイ学館ポートアイランドセンターを会場に、障がい者スポーツへの関わり方と今後の可能性について考察しました。
テーマ | 「障がい者スポーツへの関わり方と今後の可能性」 |
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日時 | 2019年5月28日(火)16:00~19:15 |
場所 | ニチイ学館 神戸ポートアイランドセンター |
内容 | 1.2021年世界パラ陸上競技選手権大会 神戸開催について |
参加者 | 40名 |
【神戸市市民参画推進局 脇室長】東アジア初の世界パラ陸上大会が、2021年に神戸で開催されることを紹介。「大会の成功には地元企業や関係団体からの支援が必要不可欠なので、ぜひ協力をお願いしたい」と呼びかけた。
【山口代表世話人】神戸は過去に障がい者スポーツの大会が多く開催され、しあわせの村などの施設も充実しており、障がい者スポーツとの関わりが強いと説明。「障がい者スポーツの先進地として神戸をどのような街にすべきか、この例会を機に企業とも連携して考えていければ」と話した。
【施設見学】ニチイ学館ポートアイランドセンターのバリアフリー設計の宿泊施設や体育館を見学。レストランや体育館は地域の方々にも利用されていると説明があった。
【大阪国際大学 高見教授】初めて例会の中でエクササイズ体験を実施。三枚のスカーフを使用し、オフィスでも簡単にできる「ムービングスカーフ」を体験した。参加者からは「大勢で体を動かすことが楽しかった、次回からもエクササイズ体験を取り入れてほしい」と大変好評であった。
【ニチイ学館 毛利センター長】ポートアイランドセンターが全面バリアフリー設計になっていることから、多数の障がい者スポーツ合宿を受け入れていることを紹介。「2020年東京パラリンピックのオーストラリア選手団の合宿地にも選定されており、今後も受け入れに協力していきたい」と語った。
【兵庫県障害者スポーツ協会 増田氏】協会が取り組む障がい者スポーツ大会や選手育成について紹介。また、日本には障がい者スポーツの選手が少ないことが現状の課題であることを紹介し、「企業、大学、団体等が連携し、障がい者スポーツの普及や選手育成についてもっと取り組んでいく必要がある」と強調した。